BENTEN Blog
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はじめに映像ありきで音を紡ぐ / 音と映像の完全同期

– 投稿者 : saihate (saihate Blogより転載) -

12/23日、BENTENの大阪&福島2会場同時ライブが開催されました。

saihateは福島チームとして参加。

せっかくの少人数企画なんで、BENTEN恒例の完全即興だけでなく固めたライブをやってみようということになりまして。

そこで「音と映像の完全同期」させたカラオケトラックを用意してみた。

これ、作り方が特殊で、まずableton LiveというDTMソフトで音を構築(サンプリングネタはBENTENライブ音源等)し、BPM(曲のテンポ)を揃えて書き出す。
その音源をAdobe After Effectsという映像ソフトに持っていき、音源ひとつひとつに映像を合わせる。
こうすることによりその音が流れる=その映像が流れるという絶対の関係が産まれる。
そして、それを時間軸に並べて合成する。

091111_aftereffects

After Effectsでの作業。何千という素材(音=映像)を並べていく。

映像に特化したソフトAdobe After Effectsでは、音に対する柔軟性が全然なくてさ、、、
素材の数が増えれば増える程プレビュー(仮視聴)が始まるまでの時間がかさんでいくの。
saihateは3GHzのCPUを8個積んだMACを使っているんだけど、それでも音の確認まで2分待たされるって具合。
だから、通常のDTMソフトで作曲なんていう具合にはなかなか進まない。
あと、映像は(基本的に)1秒間を30コマとして処理するので、BPM通りに厳密に同期しない。
計算すれば割り切れるテンポはあるんだけど、今回はBPM116って決めてたので。
BPM116は月のテンポ で、アップテンポとダウンテンポの境・・・シラフのテンポ。
今回は映像を前面出すので、そこを狙ってみたかった。
そんなこんなで、面倒臭いってのもありつつ「裏拍にバスドラを入れる」 とか、音のタイミングは見た目の勘で適当に、、、ってなりまして。

シンプルな構成だけど、なんか、変。
このトラックがどこか特殊な空気感に包まれてるのはそういうせいもあるだろうね。

あと、実はBENTENのライブ音源はサンプリングネタとしても相当ヤバい
完全即興演奏の予測不能の音の動きが、ループネタとして特殊なタイム感や空気感を出すんだよね。
普通のバンド音源はカッチリすぎて当たり前の音にしかならないからさ。

改めて、音と映像が同期する効果は凄い。
今後、saihateソロとして気合い入れてやっていいますわ。

実際のライブの模様はこれです。

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●ableton Live

よくあるDTMソフトとは違う方向性で進化し続けたableton Live
GUIデザインもいいし、直感的に楽曲作成出来るのがイイ。
saihate楽曲はこれだけで完結させちゃってるものがほとんど。
今回の様に、サンプリング音を柔軟にBPMに合わせていくのには最強。

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●Adobe After Effects

映像制作の定番中の定番。
After Effects以外で、イメージ通りの映像を作れるPCソフトってあるんだろうか?

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